that passion once again

日々の気づき。ディスク・レビューや映画・読書レビューなどなど。スローペースで更新。

ディスクレビュー

幸福感に包まれた永井真理子の最新アルバム「W」は今を生きる僕らのサウンドトラックだ

これほどの幸福感に包まれた永井真理子を見たことがあるだろうか。 ナガマリファンがTwitterで大興奮したCDジャケットも、例えば「KISS ME KISS ME」や「Sunny Side Up」の良ジャケが今まであったにせよ、今回はそれらを凌駕するほどの幸福感に包まれていま…

拝啓、宇徳敬子さま

アルバムのタイトルに "スローライフ" とか "オーガニック" とか "カフェ" とか、とにかくオシャレそうな単語が並んでいる宇徳姉やんの最新アルバム。中身もアコースティックなほっこりソングが目白押しで、まるで自律神経を整えます系のようなリラックスし…

愛にできることはまだ(まだ、いっぱい、限りなく)あるよ

聴いている間にカチカチ、カチカチと再生回数が上がっていくラッドの新曲「愛にできることはまだあるかい」。相変わらずの野田洋次郎という男の厭世観は健在で、ゆとり世代、もしくはさとり世代の代弁者として、有り余る解答が用意されている世界に、虚数を…

まがまがしてるミセスの「インフェルノ」がいいぜよ

本日、発売のMrs.GREEN APPLEの配信限定の新曲「インフェルノ」がiTunesのトップソングで初登場1位を獲得しています。 おっさんの僕はミセスの大森くんとバンプの藤原くんの声の区別がイマイチつかなかったりするのですが、若い世代のバンドの中ではビブラー…

僕はいまだに氷室京介を卒業できていない

この手の商品が次から次へと出てきては、てやんでい、今頃こんなもの出されたって、オイはなんとも思わねえぜよ!なんて思いながら、グググ...と、ついつい手を出してしまう。我慢ができない...。ファン心理というのは、なんて憎たらしくて、それでいて愛お…

スピッツ「優しいあの子」の "あの子" って、誰のこと?

『なつぞら』主題歌でおなじみ、3年2か月ぶりのスピッツ新曲「優しいあの子」のフルPVが一昨日、ニューアルバム発売のアナウンスと共に突如としてYouTubeで公開されました。 マサムネさんの変わらぬ透き通った声もいいですが、僕としてはモーターワークスで…

拝啓、黒沢健一さま

ミスチルは天下を取り、スピッツは朝ドラ主題歌を奏で、エレカシはもう好き放題に生きている2019年。そんな90年代を代表するバンドたちが、今でも古びれることなくこの令和の時代でも輝いているということは、同世代としてもスゴイ嬉しいことです。 しかし、…

ルイス・キャパルディはエド・シーランになれるのか?なれないのか?

今、イギリスで売れに売れまくっているのが弱冠22才のシンガーソングライター、ルイス・キャパルディ!そのデビューアルバム「Divinely Uninspired to a Hellish Extent」が英オフィシャルチャートを席巻しています。 去年の11月にYouTubeで公開された「Some…

ドがつくヒップホップ・アルバムのエド・シーラン最新作。「÷」をイメージして聴いたらヤケドしまっせ!

やはりというか、必然と言うか、まあ、こうなるのはわかっちゃいたけどみたいな。フューチャリングしているアーティスト達を見れば一目瞭然だよね。 カリード カーディ・B チャンス・ザ・ラッパー PnBロック ストームジー トラヴィス・スコット エミネム 50…

若返りまくっているスティングのリ・ワーク・アルバム「My Songs」がぜんぜん聞き飽きないんだけど...。

基本、僕はベーシストの人が好きです。いや、ベースがブイブイドゥ~ンドゥ~ン唸っているバンドが好きです。そういう意味では、前回のクラシックバージョンの「シンフォニシティーズ」はぜんぜん低音が聞こえてこなくて物足りなかったのですが(それでも1…

どうやらベビメタが大殺界を抜けたようです。ワッチャ、ワチャチャ!踊ろう!騒ごう!

先月、6月28日(金)と29日(土)に約8ヶ月ぶりに横浜アリーナで単独公演を行ったベビメタ。その翌日、6月30日(日)には世界最大で世界最高峰のイギリス・グラストンベリー2019に出演。アザー・ステージという2番目に大きいステージに立った初めての日本人…

BILLBOARD 200に477週もチャートインし続けるGUNS N' ROSESの「Greatest Hits」

7月に入ってから、なんとなく毎日ブログを更新してみようかなと思いまして、「なつぞら一週間」以外は、ほとんど音楽関連のニュースをつぶやいているだけなんですが、昨日はすいません、スマホゲーム『星ドラ』のモガステーションがオープンし「キングスプラ…

ブルーノ・マーズ、「BLOW」のMVを監督する!

先日、リリックビデオがリリースされたばかりのエド・シーランのコラボ曲「BLOW」ですが、早くもミュージック・ビデオが公開されました。しかも、そのMV、なんとブルーノ・マーズが監督しているそうです! 姐さん、ヤバイよ!めちゃめちゃカッコいいぜよ~!

The Raconteurs、11年ぶりのスタジオ・アルバムがビルボード200で初登場1位を記録

やっぱジャック・ホワイトってスゲーんだなと思いました。 今年の4月に急遽来日公演を行ったザ・ラカンターズが、前作「Consolers of the Lonely」から11年ぶりに発表した通算3枚目のスタジオ・アルバムが、R&Bだヒップホップだ映画のサントラばかりのビルボ…

エド・シーラン×ブルーノ・マーズ×クリス・ステイプルトンの「BLOW」が神すぎる

もうすぐ発売になるエド・シーランのコラボレーション・アルバム「No.6 コラボレーションズ・プロジェクト」から、大本命のブルーノ・マーズとのコラボ曲のリリックビデオが本日から公開されました。この曲がヤバすぎる!まずは聴けぇ! カントリー歌手、ク…

U2の13年ぶりの来日公演は「Songs of...」二部作の失敗を意味している気がしてならない

先月、というか5月末日に突如として発表されたU2の来日報道。前回の "Vertigo Tour" から実に13年ぶりの来日、しかもプレミアム中のプレミアム・ツアーだった "The Joshua Tree Tour" を再開するとあって、国内に限らず、世界各国から観光がてらに日本やシン…

The Prodigyのキース・フリント訃報について、今さら少し語ってみた

今年、2019年の上半期を振り返ると、個人的に最大のニュースだったのは、3月11日に急逝したザ・プロディジーのキース・フリントに尽きます。享年49才。死因は自殺と断定されていますが、一部では事故死ではないかとも報じられていたりします。その辺の曖昧さ…

tricotの佳作EP「リピート」から、今さらメジャーデビューをする意味をちょっとだけ考えてみた

去年の5月に5thシングル「potage」をリリース。先行PV公開されていた「ブームに乗って」の路線を踏襲するように、気怠げでありながらチルアウト的でエモな感じの最新tricotスタイルを見せつけ、若い頃のようなガムシャラなロックはもうやりませんよ~だと、…

SEKAI NO OWARIの最新ツアーで明かされた「EYE」と「LIP」の真意

今年の2月末に発売されたアルバムを今さらレビューするのもどうかと思いますが、ただ、セカオワの最新ライブツアー「The Colors」のセットリストや演出を見る限り、これはどうにもこうにも「EYE」というアルバムが今のセカオワの立ち位置を明確に表している…

永井真理子、復活第二弾EP「W」がiTunesトップアルバムの32位に初登場!

もう聴きました? もう泣きました? もうハジけました? やばいっしょ。 復活EP「Life is beautiful」から2年。 助走期間を終え、完全にピッチに復活。 背番号「W」、ミッドフィルダー:永井真理子、 待望のボランチ復活で最高のゲームメーカーの登場です! …

拝啓、徳永英明さま

本日、WOWOWで放送された兄やんの最新ライブを観て思いました。若かったあの頃のような、とてつもない熱量を含んだライブ体験って、もう、これから二度と経験することはできないんだろうなぁ...と。なんて言うんでしょ、下品な例えですが、半立ちでイッちま…

勝手に永井真理子論

去年の2月頃、冗談交じりにナガマリ30周年ベストのフェイクニュースをブログに上げたのですが、その4ヶ月後、6月中旬にこの弱小ブログのアクセス数が急激に上がりまして、いったい何が起きたんだっ!と思っていたら、リアルにナガマリが復活すると!!!しかも1…

ガンズ・アンド・ローゼズの名盤『アペタイト・フォー・ディストラクション』が発売された1987年とは何だったのか?

今月、6月29日に発売されるガンズ・アンド・ローゼズのデビュー・アルバムにしてロック・アルバムの金字塔『アペタイト・フォー・ディストラクション』のリマスター&ボックスセット。「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」「パラダイス・シティ」「スウィー…

苦しゅうない、苦しゅうない

なにげなくtricotが好きで、 去年からずっとヘビロテ状態だったんですが、 来たる5月19日にニューシングル「potage」が発売されると、 そんなニュースを知りましてですね、 「ブームに乗って」をまた聴くかなぁ♪と久々にYoutubeに行ったのです。 tricot "ブ…

レディオヘッドの最新作「A MOON SHAPED POOL」を楽しむための3つの過去作品

ゴールデンウィークの5月3日(火)、突如、鳥がさえずりを始めた。 翌日4日(水)、高らかなファンファーレと共に新曲「Burn the Witch」の公開。 全世界のファンがYouTubeに殺到し、瞬く間に再生回数は1000万回を超えた。 巨大な人型の檻の中に、神に捧げる人間…

009 Every Breath You Take: The Singles THE POLICE (1986)

1991年のスティングのライブ参戦のために、 ポリスも予習しておけよと友達に言われ、 手渡されたのがこのベスト盤だった。 それまでエディ・マーフィーがビバリーヒルズ・コップで 「ロクサーヌ」を歌っていたなんてぜんぜん知らなかったし、 スティングがも…

008 The Soul Cages Sting (1991)

高校生になってから、周りの友達はみんな洋楽を聴いていた。 邦楽なんてダサくて聴いてらんないよと。 確かに言われてみると、洋楽のジャケットはカッコいい。 歌っている人の写真ではなくて、 アルバムのテーマを絵や写真でデザインしている。 だったら何か…

007 JUSTICE 徳永英明 (1990)

"なんのために生まれたんだろう?" 自分探しの旅に出たことがある人なら、 一度は疑問に思ったことがあるであろう鉄板フレーズ。 海を眺めながら、街を眺めながら、星を眺めながら、 心に疑問を抱き続ける "どうしてここにいるんだろう?" "生まれてこなけれ…

006 REALIZE 徳永英明 (1989)

「輝きながら…」で彼を知り、 「最後の言い訳」ですっかりファンになった。 『夜のヒットスタジオ』での泣きながらの熱唱が、 中坊の僕の心をつかんで離さなかった。 当時、まだCDラジカセを持っていなかった僕は、 レンタルショップでこのCDを借りて、 妹の…

005 LINDBERGⅣ LINDBERG (1991)

LINDBERG=今すぐKiss Meというイメージが、 今でもかなり色濃く続いているが、 ヒット曲はそれだけではないのはファンは周知の通り。 特に4枚目のオリジナル・アルバムである本作は、 ミリオンセラーの大ヒット、 バンドのエネルギーが爆発した大傑作。 3ヶ…