ドラマレビュー
泰樹 朝日を思い出したんじゃ。 何度も見た、ああいう朝日を… 開拓してる頃にな。 この土地は捨てよう… そう思っても、 朝日を見ると気力が湧いてきた… ここで諦めるなって…励まされた。 そういう朝日を、なつが見してくれた…。 全てはこの泰樹さんのセリフ…
いよいよ最終週を迎えている『なつぞら』。現時点で残りあと2話です。 先週は奥原兄妹の再会から始まり、千遥ちゃんの身辺整理で幕を閉じました。 さらにウッチャン背中だけ登場からの奥原ママまで登場と、物語は一気に王道のホームドラマっぽい感じに。 戦…
YAHOO!ニュースの「なつぞら」関連を見ていると、だいたいが軽いネタバレであったり、天陽くんロスなどTwitterの投稿を単にコピペしただけの記事がほとんどですが、その中でたまに見かけるのがアンチの声。 アンチ意見のほとんどは「なっちゃん恵まれ過ぎ問…
『魔界番長』が怖いといって見ようとしない優ちゃん。 なっちゃんはアニメーターになって、 初めて仕事への意義について考え始めます。 たぶん、誰もが一度は思ったことがあるかもしれません。 なんのために仕事をしているんだろう?と。 そんな折に天陽くん…
優ちゃんの預け先が決まらないまま、 『キックジャガー』の作画監督に抜擢されたなっちゃん。 そんな八方塞がりを打開してくれたのが茜さん。 優ちゃんを預かってくれることになりました。 あっという間に4年の月日が経ち、 『キックジャガー』も最終回を迎…
なっちゃんの妊娠を誰もが喜んでいる。 だけど、当の本人には一抹の不安が。 そんな、ある日。 あのマコさんがイタリアから帰国。 しかも、アニメの世界にも復帰。 「マコプロダクション」という制作会社を立ち上げる。 そのきっかけが『神をつかんだ少年ク…
なっちゃんとイッキュウさんの新婚生活。 東洋動画は『魔法少女アニー』のヒットに沸く。 イッキュウさんは家で翻訳の仕事。 そんな折、おでん屋「風車」の立ち退き話が浮上。 咲太郎は亜矢美さんを安心させるため、 川村屋のマダムと結婚する決意をする。 8…
イッキュウさんとの結婚の挨拶のため、 なっちゃんは十勝に里帰り。 番長はよっちゃんと結婚。 夕見子ちゃんは農協に勤めて組合長の片腕になっていた。 農協は十勝の酪農を守るため、 自分たちの工場を新設しようと決起。 道産子魂で十勝を酪農王国にしよう…
う~ん...。 イマイチ、なっちゃんとイッキュウさんの恋物語に 感情移入ができなかった一週間でした。 なんか、 使命感とか義務感だけで話が進んでいるような...。
菓子職人の修業のために上京してきた雪次郎くんは、亀山蘭子の主演作『人形の家』を観劇すると、兼ねてからくすぶり続けていた胸の内に秘めた「夢」に開眼しました。葛藤に葛藤を重ねて出した結論は、敷かれたレールからはみ出し、新たな道、役者という道を…
何やら髭をたくわえたトッチャン坊やの高山昭治くんと、嵐の如く突然、東京に駆け落ちをしてきた夕見子ちゃん。どうやら学生運動の機運に惑わされ、気分の上では自由を求めて、遥々と東京に来たらしい。しかし、芯が一本通っている夕見子ちゃんとは違い、ボ…
物語を創作していく過程、イマジネーションを膨らましていく楽しさ、イノベーションを起こしていく情熱、そんな "想像力" や "人間の原動力" みたいなものが描かれていた今週の『なつぞら』。主人公なっちゃんのモデルである奥山玲子さんを始め、カチンコい…
気が付けば折り返し地点を迎えていた朝ドラ『なつぞら』。今週はとうとう千遥ちゃんが登場し、行方知れずだった家族の、その伏線回収の週でした。まずは、今までの千遥ちゃん関連の謎というかフリをおさらいしてみましょう。 ①引き取られた親戚の川谷家 なっ…
まさか雪次郎くんに泣かされる日がくるとは思いませんでした...。 駆け足で今週を振り返ってみると、 月曜日:雪次郎、突如、川村屋を辞める! 火曜日:雪次郎、押入に隠れる! 水曜日:とよばあさん、魂の叫び! 木曜日:雪之助さん、静かに親心を語る 金曜…
千遥ちゃん問題から山形沖地震、カチンコ坂場くん、そして雪次郎の乱で終わった今週。まずはなっちゃんの今までの軌跡を見てみたいと思います。 【ステージ0】 太平洋戦争の泥沼化により父親が戦地へ。東京大空襲により母親が死去。命からがらで逃げ切れた…
とうとうアニメーターになったなっちゃん。 おめでとう、やったね! そして、とうとう千遥ちゃんとの再会? んん...、なんか一波乱ありそうですよ。 僕的には、今週、ハッとさせられたのが、 『人形の家』の蘭子さんに開眼させられた雪次郎くん。 そのセリフ…
日本中が「天陽くん!天陽くん!」と沸きに沸いた週末。やっぱ、北海道の人たちが出てくるとテンション上がるよね。今まで頑なに "馬" だけを描いてきた天陽くんが世間に認められ、なんとなく馬以外のものを描きたくなった彼が心のままに決めたテーマがなっ…
現在、『なつぞら』が舞台にしているのは昭和31年、1956年です。 ちょっと簡単な年表にしてみます。 1928年(昭和3年)6月4日、張作霖爆殺事件 1937年(昭和12年)奥原なつが東京に生まれる 1937年(昭和12年)7月7日、盧溝橋事件~日中戦争 1940年(昭和15…
あの『コンフィデンスマンJP』が1年ぶりにスケールアップして帰ってきました!先週末に放送されたスペシャル・ドラマ『運勢編』は、只今、絶賛劇場公開されている映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』(先週の映画ランキングではピカチューを押さえて…
北海道が恋しいですのぉ~。
なっちゃんはアニメに魂を吹き込みたい。 天陽くんはキャンバスに魂を吹き込みたい。 そんな若い二人の姿を見ていると、 「何かをやりたい!」なんて気持ち、 いったい、いつの頃から消えたんだろう...? そんな風に思ってしまいました。 まるでミケランジェ…
ぶち壊してくれました、おんじが。 やってくれました、おんじが。 朝ドラ評論家の華丸先生が予言した通り。 マジかよ、おんじ。 でも、おしるこ食べてるから、大丈夫っしょ。 土曜日のなっちゃんが可哀そうすぎて、その週に起きたことのほとんどがすっ飛んで…
番長の玉砕プロポーズから始まり、柴田おんじの策略結婚で幕を閉じた『なつぞら』第5週目。その間にいろんなことがありました。いろんな方が出てきました。とにかく豪華絢爛。そして、物語の構成も、これでもかと言うくらい緻密に計算し尽している印象も受け…
2019年4月22日の月曜日、朝8時8分。突如、日本中のお茶の間がひっくり返り、口にしていた昆布茶がブブッ!と吹き出し、春の陽気に包まれ縁側でまどろんでいた猫がンニャッ!と飛び起きました。そうです、番長の登場です。僕も毎朝欠かさず飲んでいた明治おい…
日本中を感涙の渦に巻き込んだチビなっちゃんの活躍から週が明けて、とうとう真打すずちゃんの登場です。他人(ひと)の子の成長とは早いもので、ついこないだまでは泣き虫チビ助だったのが、いつの間にやら色気づいたり小生意気になったりしているのが世の…
今週も大いに泣かされました。 そして、チビなっちゃん編も今週で終わりのようです。 ええええええええ!!!!! もう一週ぐらいやろうよぉ~。 あの健気さが一日の活力になってたのに...。 今週のテーマは「怒り」です。 というよりも、朝ドラ一週間では物…
あまりにブログを更新していなかったので広告が出るようになってしまいました。 てなわけで、朝ドラ「なつぞら」です。 平成から令和に変わろうが、暦が4月から5月に変わろうが、 今日は昨日の延長線上にあり、明日は今日の地続きなのです。 寝て覚めたら別…
『dele (ディーリー)』 第8話(最終回) 監督:常廣丈太 脚本:本多孝好 いいドラマだった。 そう思う。 でも、なんだろう。 最後にやっちまった感が残る。 何をやっちまったんだろう? たぶん、あれだ。 たぶんね。 第1話「横領事件」 第2話「生前葬」 …
『dele (ディーリー)』 第7話「死刑囚の告白」 監督:常廣丈太 脚本:徳永富彦 巷では「結局、犯人は誰なんだ?」とモヤモヤしてる人が多発しているようですが、そんなモヤモヤを解消するため、今さらのように5年前の未遂事件を引き出して、犯人に祀り上げ…
『dele (ディーリー)』 第6話「雪原に埋まる少女の死体と消された日記」 監督:常廣丈太 脚本:金城一紀 からあげ。 からあげ。 からあげ。 どうやらケイはチャキチャキな江戸っ子なようです。てやんでい。 第1話の地下通路の逃亡劇、第3話の寂れた港町の…