that passion once again

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ツイン・ピークス The Return 考察 第7章 PART.2 やさぐれダイアン!チョップするジェイニーE!掃きそうじはしっかりやれよっ!

本国で迎えた最終回が物議をかもしております。

多くの人がブチ切れてF※※※連発の大騒然。

ああ、どこまで意味不明なことが起きてるんだろ。

楽しみすぎる!

 

前回、必要以上にローラの日記を掘り下げてしまい、

あまりのボリュームになってしまったのですが、

いやいや、第7章の後半も重要なことだらけ!

どこまでのボリュームになるか全くわかりません。

最後にF※※※と地団太しないためにも、

1話1話、玉ねぎの皮をペリペリ剥がすように

涙を流しながら丹念に掘り下げていこうと思います。

 

◆ゴードン・コールの部屋

 口笛を吹いている上機嫌なゴードン。

 どうやら昨日の夜は最高だったみたい。

 そこにアルバートが報告に来る。

 雨に濡れて肺炎になりかけたらしい。最悪だ。

 ダイアンを説得させるためゴードンが駆り出される。

 

 第3章では、

 ゴードンの部屋に「きのこ雲」と「カフカ」が飾られていましたが、

 今回、新たに「トウモロコシ」が加わりました。

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 ピーカーなら、ああ、ガルモンボジーアでしょと、

 「コーン=痛みや悲しみ」に直結するのではと思いますが、

 ちょいと待ってください。

 それはクリーム・コーンのお話し。

 ここにあるのはトウモロコシそのものです。

 

 実は「トウモロコシ」の起源というのは未だ判明しておらず、

 巷では宇宙からやってきた謎の植物と言われています。

 そんな植物が現在、世界の三本指に入るほど大量に生産され、

 今ではバイオマスエタノールとして、

 次世代クリーン・エネルギーの最有力候補として挙がっています。

 それとツイン・ピークスがどう絡むのかはさっぱりですが、

 この「トウモロコシ」も、なにげにメタファーになってそうです。

 

 ちなみにゴードン・コールが物思いに吹いていた口笛。

 これはイタリア映画「フェリーニのアマルコルド」のテーマ曲。

 だ、そうです。

 僕もなんの曲だろうと気にはなっていたけど、

 ネットってスゴイよなぁ、

 海の向こうで誰かが教えてくれるんだもん。

 これはリンチ教授のオマージュって感じがします。

 こう見えてツイン・ピークスは喜劇なんだゼっ、みたいな?

 

◆ダイアンの家

 ずいぶんとオシャレな所に住んでおります。

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 男を連れ込んで、それなりに今を満喫しているダイアン。

 まあ、やさぐれております。

 サウスダコタに行こうと誘うゴードンとアルバート

 悪クーパーが本当にクーパーなのか微妙だから、

 今まで一番近い存在だったダイアンに、

 彼かどうか判断してもらおうという魂胆のようです。

 なかなか間の抜けたFBIでございますが、

 それがツイン・ピークスです。

 そして、それはダイアンが知ってることにも関係するらしい。

 ダイアンはいろんなことを知っていそうですが...。

 

◆プライベートジェト機

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 上の3枚の写真を見て何か気づかれただろうか。

 一番上の写真が通常の窓が6つ並んでいる状態。

 2枚目は右側2つの窓が意図的に塗りつぶされている。

 3枚目に至っては右側1つと真ん中2つが塗りつぶされている。

 実際はこれだけでなく、いろんな窓が塗りつぶされている。

 映像ではほんの一瞬のシーンなので、

 パッと見た感じでは窓に光が反射しているように見える。

 しかし、光の反射だとしても、3枚目は明らかに意図を感じる。

 海外のサイトでは、第7章の最大の謎と騒がれていましたが、

 これが仕込まれた暗号なのか、

 なにかの信号なのかは、あたしにはさっぱりわかりません!

 巷では「ブラック or ホワイト」って解読できるらしいんだけど、

 黒か白かって聞かれたら「白」でしょ。

 ジェット機も山も白いんだから。

 

 機内でタミーが指紋の件を報告する。

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  〇25年前と2日前のクーパーの指紋

  〇一見、2つは同じに見える

  〇だが指紋のコードマークの位置が左右逆になっている

  〇誰かが同じように見せようとして裏表逆にした、とアルバート

  〇「とても」もひっくり返すと「もてと」とゴードン

 どうやらドッペルゲンガーは鏡写しの存在のようです。

 ていうか、FBIになると、

 指紋にコードマークをつけられるみたいです。

 見た感じ、どれがコードマークなのかもよくわからないけど。

 

 さらにタミーに手を出してごらんとゴードン。

 そして、左の小指から順に

 "私は-とても-とても-うれしい-また-君と-再会-できて-懐かしの-友よ"

 と、第4章のヤンクトン刑務所での悪クーパーとの会話を彷彿させ、

 なぜか一つ一つ指をつまみながら語ります。

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 さらに、左手の太陽丘を "スピリチュアルな山"

 左薬指を "スピリチュアルな指" と諭し、よく考えろと言います。

 

 さてさて、手相の時間でございます。

 前回の第6章でも、レッドが「手」について学んだことあるか?

 と聞いておりましたが、手相なんて生命線ぐらいしか知りません。

 "太陽丘" なんて、さらに なんじゃらほい な感じです。

 

 ギリシャ神話に出てくる太陽の神 "アポロン"。

 そのアポロンが由来となっているのが「太陽丘」。

 手の平の薬指の付け根辺りのことを指します。

 どうやら、ここがこんもりしていると人気者で、

 お金がガポガポ入ってくるそうなのですが、

 自分はどうなの?と見てみたら、見事にぺったんこ!

 ヤバイ、ひたすら摘まみまくって、わざとこんもりさせるかっ!

 

 薬指も創造を司り、太陽丘と同様、アポロンが由来のようです。

 なんか、浮かび上がってきましたよ。

 アポロン。太陽の神。美形で予言を司る。医術や芸術にも特化。

 金の弓矢で地上の人間を疫病で大量虐殺。

 ボクシングの祖ともいわれる。

 英語での呼び名は "アポロ"

 「アポロ計画」のアポロだそうです。

 それがスピリチュアル?霊感を司る?

 インスピレーションの源泉?

 結局、なんにもわかんないや!

 

 アルバートが悪クーパーの写真を取り出します。

 25年間で唯一撮影された写真のようですが、

 羽織っているジャケットが白。

 これって、フィリップ・ジェフリーズやん!

 ていうか、25年の間にたった1枚だけって、どんな!

 リオデジャネイロの郊外に、

 プール付きの大豪邸を持っていたそうだけど、

 今現在はイパネマの女性が所有者らしい。

 ボサノヴァですか!

 

◆スー・シティー、ヤンクトン連邦刑務所

 悪クーパーとダイアンが対面する。

 執拗に「最後に会ったのは、いつ?」と問い質すダイアン。

 どうやらダイアンの家で夜を過ごしたのが最後らしい。

 「あの夜の事は絶対に忘れない」

 なんか恨み節です。

 インランド・エンパイアのニッキーみたい。

 ややもすると、玉を潰されそうな勢いです。

 ところが、悪クーパーは、それがどうした?と平然。

 「あなたは誰?」と問い質し、

 「私を見て」と懇願するダイアン。

 なんかダイアンとクーパーの色恋沙汰を想像しますが、

 なんだろう、違和感を感じます。

 25年前のテレビシリーズのアニーとクーパーの関係、

 さらにウィンダム・アールの妻であるキャロラインとの関係、

 結構、クーパーは赤裸々にボイスレコーダーに語りかけてました。

 ダイアンが実在している今、

 彼女はいったいそれをどんな気持ちで聴いていたのでしょう。

 それともクーパーは語るだけ語って、

 そのテープをダイアンには送っていなかったのでしょうか。

 

 刑務所の駐車場でダイアンがゴードンに打ち明ける。

  〇あれはデイル・クーパーじゃない

  〇年を取った、人が変わったなど見た目の話ではない

  〇彼は心を失くしている

  〇あの夜のことが気になるゴードン

  〇ダイアンは今度二人きりの時に話すと約束する

 どうやら我々の知らない何かがまだまだ隠れていそうです。

 

 牢屋に戻る悪クーパー。

 ストロベリーについて話がある、

 マーフィー所長に伝えろ、と看守を脅します。

 ダイアンに会ったことで、

 悪クーパーは何かを決断したようです。

 

 ◆スパークウッドの先の林道

 トラックの持ち主を待ちわびるアンディー。

 4時30分の約束だが、今はもう5時を過ぎている。

 トラックの持ち主は一向に現れる気配がない。

 アンディー、そりゃ来るわけないよ。

 25年経っても人の好さは変わらないようです。

 

◆小屋のような家

 未だにピックアップトラックが停まっている。

 玄関のドアが半開き。

 不穏な空気が漂っている。

 逃げたか、消えたか、始末されたか...。

 

◆ヤンクトン刑務所、所長室

 マーフィー所長と悪クーパー。

 監視カメラは切られているらしい。

 所長さん、よっぽどストロベリーの件が弱みです。

  〇犬の脚

  〇もとは4本あった

  〇1本は悪クーパーの車から出てきた

  〇残りの3本はある情報と共に消えた

  〇その情報はマーフィー所長が知っている

  〇悪クーパーに危害があると二人の人物がやってくる

  〇その二人はマーフィーにとって都合の悪い人物

  〇ストロベリー、犬の脚、ジョー・マクラスキー

  〇それを聞いて観念するマーフィー所長

  〇悪クーパーの条件提示

    1.安いレンタカーを用意しろ

    2.レイ・モンローも一緒に出せ

    3.グローブボックスに友達を入れろ

    4.事は今夜1時

  〇八方塞のマーフィー所長

  〇ストロベリーは既に死んでいる

 

 はい、

 完全に放置されると思っていた第4章の「犬の脚」は、

 どうやら脱獄用のアイテムだったみたいです。

 動物愛護団体からクレームが来そうですな。

 

 さらに第2章で盗聴されたダーリャとレイの会話、

 「銃を持って州境を超えたらパクられた」というのは、

 どうもリアルな話のようです。

 マジか。

 疑われたダーリャが、なんか可哀そう。

 

 同じ第2章で、悪クーパーが司法省のホームページを検索。

 誰かの居所を探っていましたが、それもレイだった模様。

 と、すると、

 第3章で車をひっくり返して、ゲロ吐いたのも、

 わざとヤンクトン刑務所に入るためだったということ?

 いやいや、あれは普通にゲロでしょ。

 クーパー転送の副作用。

 それが逆に功を奏したのか、

 もしくは全てはもっと大きな力に動かされているのか。

 レイはフィリップ・ジェフリーズともつながっていそうだし、

 偶然では片づけられない何かがありそうです。

 

ラッキー7保険

 アンソニーがクーパーに詰め寄っています。

 裏工作がバレてんじゃないかと冷や冷やの様子。

 そこに刑事が3人やってくる。

  左の刑事:D・フスコ

  右の刑事:T・フスコ

  後ろの刑事:"スマイリー" フスコ

 なんだ?

 フスコ3兄弟か?

 よしこちゃんの弟、トン吉、チン平、カン太、みたいな。

 三つ子じゃなさそうだけどさ。

 そこにクーパーを迎えに来たジェイニーEも登場。

 随分と車の前で待っていたんだけど、

 待ちきれなくて職場まで来ちゃいました。

  〇相変わらずバッジがお気に入りのクーパー

  〇刑事は元ダギーの車の件で来た

  〇「盗まれた」と言うと刑事が反応

 どうやら第5章で、

 元ダギーの車を持ち去ろうとしていたのは、

 窃盗団の手先だったみたい。

 どうりでチンピラなわけだ。

 こんな伏線までThe Returnは回収してくれるのね。

 ちなみに"スマイリー" フスコは、去り際に笑うだけ。

 メモを取るわけでもなく、

 質問をするわけでもない、

 ただ話を聞いて笑うだけの刑事。

 お前、確実に必要ないだろ!

 

 刑事から解放されてビルの外に出るクーパー&ジェイニーE。

 そこへスパイクが拳銃を構えて突っ込んでくる!

 クーパー、難なくスパイクを取り押さえる!

 スパイク、弱ぇ!

 んでもっての、クーパー・チョップ!

 ジェイニーEはスパイクの首を絞める!絞める!絞める!

 それが一番苦しそう。

 そこに唐突に "腕" が現れる。

 「手をもぎ取れ!手を引きちぎれ!」

 意味がわからない。

 逆に "腕" に言われたことによって、

 クーパーはスパイクの手を放したようにも見える。

 解き放たれ逃げていくスパイク。

 

 しかし、このクーパーの防衛本能はなんでしょ?

 25年前のテレビシリーズでも、

 オードリー奪還のため、片目のジャックに乗り込んだ時、

 背後からのナイフ攻撃をバシッと片手で止めたクーパー。

 もともと反射神経はよかったみたいですが、

 それも事前に鏡で確認していたのと、

 相手が女性だったということも影響していそう。

 それが故にホテルでふいにジョシーに撃たれた時も、

 ロッジでウィンダム・アールにナイフで刺された時も、

 クーパーはなにも防衛することができなかった。

 

 今回、スパイクはなぜ拳銃で襲ってきたのか。

 前回第6章でロレインを襲った時、

 スパイクはアイスピックでめった刺しにしていた。

 白い封筒が届けられた時も標的をアイスピックで突き刺した。

 そう、スパイクは必殺仕事人で言うと「飾り職人の秀」!

 飛び道具より、相手の急所を一突きすることに優れているのだ。

 それが前回、何かのはずみでアイスピックが曲がってしまった!

 しかも、キレイに90度!コの字型に!

 スパイクの運の悪さもあるが、

 その時から既に、

 見えない何かにクーパーが守られていたとも言える。

 だから、スパイクは慣れない拳銃で暗殺を謀るしかなく、

 レインマン状態のクーパーでも咄嗟に防衛できたのではないだろうか。

 

 白昼での暗殺未遂事件。

 警察やマスコミが殺到しオフィスビル前は騒然となっている。

 ジェイニーEは警察の事情聴取に、

 「わたしも殴ったり蹴ったりしました!」と言ってますが、

 いやいや、あなた首絞めてましたよ、首!

 あの場で一番、殺意を剥き出しにしてたじゃないか!

 殴ったり蹴ったりなんて、そんなカワイイもんじゃないよ!

 

 逃げるスパイクがぶつかっていったという親子。

 女の子が一言、非常に重要なことを言います。

 「変なニオイがした」

 これは確実に "焦げたオイルの臭い" です。

 ということは、スパイクはブラック・ロッジの住人、

 もしくは "ボブ" が憑依した暗殺者である可能性が高い。

 現状、"ボブ" は悪クーパーと一心同体になっているので、

 一時的に "ボブ" がスパイクに乗り移ったとは考えにくい。

 となると、スパイク=ブラック・ロッジの住人 ということになる。

 これは困りました。

 先ほど、"腕" はスパイクの手を引きちぎれと叫んでいた。

 果たして、同じブラック・ロッジの住人同士で、

 そんな共食いをするのだろうか?

 さらにスパイクに依頼を送ったのはラスベガスのMr.トッド。

 そのMr.トッドも、誰かから指令を受けているのだが、

 その相手がブラック・ロッジとつながっている誰かということになる。

 でないと、Mr.トッドがスパイクに依頼を出せない。

 

 では、なぜ元ダギー・ジョーンズは、

 ここまでブラック・ロッジの誰かから命を狙われているのか?

 ジーン&ジェイクに命を狙われ、

 二人を差し向けたロレインはブエノスアイレスに連絡をした。

 そして、そのロレインは、スパイクに殺された。

 悪クーパーは、自らを「ダギー・ジョーンズ」と名乗り、

 元ダギーは「緑の指輪」を左薬指(スピリチュアルな指!)に嵌め、

 消滅する寸前、彼の左腕は完全に痺れて動かなかった。

 見えそうで見えない、この謎。

 ヤバイ、どんどん深みにハマっていきます。

 

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 さらに警察は拳銃に固着した皮膚を採取します。

 これはスパイクの手の平の皮膚、というか肉片。

 まるで「ブルーベルベット」で、

 野原に落ちていた片耳を拾うジェフリーのようです。

 これでブラック・ロッジ絡みの証拠が警察に渡りました。

 その分析結果が気になるところです。

 

◆グレート・ノーザン・ホテル

 ベンジャミン・ホーンとビバリーが謎の音を探っている。

 その音は、何かに共鳴しているような感じ。

 先週から聞こえていたが、今日になって大きくなったらしい。

 二人して音の場所を探ろうとするが、よくはわからない。

 ビバリー、今日届いた315号室の鍵をホーンに渡す。

 懐かしく鍵を見つめるホーン。

 どうやら20年前に全室カードキーに変えたらしい。

 25年前を思い出すホーン。

  〇315号室はクーパー捜査官が撃たれた部屋

  〇彼はFBIだった

  〇ある事件の捜査のためにホテルに泊まっていた

  〇ローラ・パーマーの事件だった

 ローラのことを聞かれると、

 ふいに25年前の黒歴史を思い出したらしいホーン氏、

 長い話なんだと唐突に話を終わらせます。

 ホーンとビバリー

 どうも親密な空気が流れています。

 それを自ら押し殺しているベンジャミン・ホーン。

 謎の音は続き、

 どうやら壁の奥から響いてきているようです。

 

ビバリーの家

 16832番地にあるビバリーの家。

  お手伝いさん:マージ

  ビバリーの夫:トム

 家に帰るビバリー

 夫のトムは車椅子に乗り、酸素吸入の状態。

 ひたすらにテレビを見ています。

 帰りが遅かったビバリーを疑うトム。

 その疑いにヒステリックになるビバリー

 ベンジャミン・ホーンにその気があるのが確定です。

 なければ、そんなにムキにならないでしょう。

 

◆BANG BANG BAR

 店員がひたすら床の掃きそうじをしています。

 スゴイです。

 なんで延々と人が掃除している姿を見てなきゃいけないんだろ。

 しかも、ちょいちょいゴミが残ってるし。

 もっとしっかり掃けよ!

 

 そこに電話がかかってきます。

 電話に出るジャン・ミシェル。

 相手が誰だかわかりませんが、どうやら売春の請負相手。

  〇この間の件は上手く行ったのか

  〇二人と言ったのに一人しか来なかった

  〇名前を教えろ

  〇来た小娘を調べたら15才だった

  〇それも高学歴な学校の生徒だ

  〇お前の店はヤバイんじゃないか

  〇俺は娼婦を頼んだんだ

  〇57年だか、ルノーだか、知ったことじゃない

  〇一人しか来なかったんだから一人分しか払わん

 完全に妄想ですが、電話の向こうはこんな感じなのかな。

 

◆ヤンクトン連邦刑務所

 27番の牢屋から出てくる悪クーパー。

 レイと共に刑務所から解放される。

 それを苦々しく見送るマーフィー所長。

 FBIのゴードンから監視を頼まれていたのに、

 この状況はかなりヤバそうです。

 

◆ダブルRダイナー 

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 上の2枚の写真を見比べて欲しい。

 ①と②の写真の間に、

 男が「なあ?ビリーを見なかったか?」と慌ててやってくる。

 その一瞬でダイナーの客たちが入れ替わっているのだ。

 しかも、①ではテーブル席にいたハイジが、

 ②になると一瞬にしてカウンター内にいる。

 

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 ③と④では手前の男性客三人組以外は、総入れ替えだ。

 これも海外のサイトで第7章の謎!と騒がれたワンシーン。

 特に手前の三人組だけまったく変わらないのが

 なにか意味がありそう、ということらしい。

 続けてエンドクレジットを見ていると、

 手前の三人組にシェリーはメニューを渡しているが、

 特に何を注文するわけでもなく、コーヒーを飲むだけ。

 んん...、ホントか?

 

 仮に編集ミスだとしても、

 ほんの数秒のシーンのために

 わざわざお客さんの配置まで変えるだろうか?

 これは完全に次元のゆがみ、

 もしくはパラレルの切り替わり点としか思えない。

 「マルホランド・ドライブ」の "シレンシオ" みたいな感じ。

 そのきっかけは "ビリー" だろう。

 ビリーはどこに行ったんだ?

 

というわけで、なんとも濃すぎる第7章!

いろんな情報と謎がありすぎて、たまらなく面白い!

次回は放送時、全世界が騒然となった伝説の第8章!

ああ、明日の21:00が待ちきれない!