001 CATCH BALL 永井真理子 (1990)
僕にとって大切な1枚。
初めて購入したCDです。
欲しくてたまらなかったCDラジカセをやっと手にして、
意気揚々と街のCDショップでセレクトした僕の記念盤。
当時、まだ中学3年生だった。
CDを買うとケースをしまうビニールの袋やCDマットがもらえて、
これは大切に扱わなきゃいけないんだと子供心に思った。
ヒット曲「ミラクル・ガール」
佐野元春提供の「White Communication -新しい絆-」
陣内大蔵提供の「好奇心」に辛島美登里提供の「今、君が涙を見せた...」
今思うとファンハウス・ファミリー勢揃いの強力プッシュ。
「23才」「キャッチ・ボール」も名曲としてファンに愛されている。
もう忘れてしまったけど、どこかのディスクレビューで、
"これは名盤です"と評論家先生が寄稿していたのを見かけたこともある。
個人的には「Way Out」と「レインボウ」が好きすぎて、
今でも永井真理子ベストを作る時には必ず入れる曲だったりします。
「23才」「ありがとうを言わせて…」が本人作詞曲。
特に「ありがとうを言わせて...」は亡き父への想いを綴った1曲。
こういうパーソナルな部分をさらけ出す作家性が、
後のセルフプロデュースへの足掛かりになったのではないだうか。