that passion once again

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ナガマリ・ソングに学ぶ ~新しい自分に出会う12の方法~

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20才でも80才でも、

学ぶことをやめた者は老人である。

学び続ける者はいつまでも若い。

人生で一番大切なことは、

若い精神を持ち続けることなんだ。

ヘンリー・フォード

少しだけ思い返してみると、中学校時代の3年間とここ直近の3年間を比べてみた時、その時間の流れの早さって、自転車とジェット機ぐらいの差があると思うんです。もちろん、"ジャネーの法則" が説明しているように、50才の人間の1年が50分の1に対して、5才の人間の1年は5分の1、だから、50才の10年間が5才の1年間に相当するという単純比例で表すこともできるかもしれません(実際、それぐらいの感覚があるにはあるんですよね)。でも、中学校時代の3年間、なにをしていたかと思い返してみれば、勉強をして、運動をして、恋をして、友達と遊んで、新しいことにいっぱい挑戦をしていて...。そりゃ、1日1日が濃密になるわけじゃないかと。

2022年、新しい1年が始まりましたが、今年はなんといっても "Re-Birth" です。トラのように猛々しく生まれ変わる1年であります(ガオー)。とは言え、いきなり生き方を180度変えるとか、そんなアクロバティックな変化をしようとしても長続きはしません。ちょっとずつ、少しずつ、昨日よりも今日の自分がほんの少しでも素敵になれれば、それでいいじゃないかと。で、そのヒントはナガマリ・ソングにいっぱい溢れていますよと。いろんなサイトやビジネス書などで紹介されていることではありますが、普段、日常に活用できそうな習慣を(これ、ほぼ自分のための備忘録として)紹介していきますね。

1.憧れの人のマネをしてみる

Go! Ready Go! Steady Go!

頭のすみで

シャッターを切る音が

ゆっくり弾ける

Ready Steady Go!

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モノの初めはやっぱりこれでしょう。若かりし頃、髪型であったり、選ぶファッションであったり、普段の言動であったり、そういうものって、憧れの誰かのマネから始まっていたような気がします。そして、その姿を鏡で見た時、今までとは違う自分にワクワクしていたと思うんです。それこそ、新しい自分に生まれ変わった気がしたものです。

年を重ねていくと、誰かに憧れるということも少なくなり、服選びも面倒くさくなっていつも同じ服を着たり、逆に変化がないことが安泰みたいな気にもなりがちです。

Twitterを見ていると、最近はマリラー人口も増えてきていて、これってスゴイ素敵なことだなって思うんです。かくいう私も地味にコジラーだったりして、たまにショッピングでそれっぽいロックな服を見つけると、やっぱり心が躍ります(値札を見て目ん玉が飛び出ることも多いですけど...)。毎日、こんなことをするのは大変ですけど、月イチくらい、街に出て、いつもと違う自分と向き合うのも、心の栄養だと思うんです。

2.行動してみる

探偵 ヒロイン 猫にだってなれる

おとぎ話だから

そういうときには きみは何してる?

放っておいちゃ ご用心

- ハートをWASH! -

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本を読んだり、ネットで調べたりすることって、スゴイ大事なことだと思うんですけど、結構、そこでわかったつもりになりがちなんですよね。スマホなんて、ホント、お手軽なんで、見てるだけでその気になっちゃったり...。

去年、時間があるからイラストレーターの勉強を始めるよ~!とか、断食してみたよ~!とか、思い立って髪を黒くしてみたよ~!とか、姐さんの行動力ってハンパないと思うんですね。

なので、わたしたちも何か行動してみましょう。結果の良し悪しではなく、やってみよう!という気持ちと、実際にそれをやってみることに意義がある。その一歩から新たな自分との出会いが生まれると思うんです。

3.大切な人に感謝してみる

して欲しいことを

してあげられるエナジー

それは風の中

君を待っているさ

ミラクル・ガール

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なんだか手前味噌な話ですが、うちの奥さんはホント、スゴイなぁと思います。なにがって、毎朝、洗濯物を干して、ゴミを出して、ご飯を作って、仕事に行く準備をして...。本当に申し訳ないですけど、わたくし、未だに洗濯機の使い方がよくわかりません...。子育て期間中なんて、子供の面倒まであるわけじゃないですか...。

そんな御方になにができるかって、とりあえず稼いでこいと。はい、わかりましたと。そんなこんなで毎日、お仕事をしておりますけれども、まあ、それが感謝になるかと言ったら、あったりまえすぎて、どうだい!なんて言ってみようものなら、逆に首根っこをこれでもかと絞めつけられてしまいます。

人それぞれ役割ってあると思うんですけど、その役割にちょっとだけ感謝したいなと思うんです。早く家に帰れたら洗濯物を取り込むとか、できなければお風呂の掃除をするとか、自分が晩御飯を作ってあげるとか、できることをして、負担を軽減させてあげたいなと。モノではなく、行動で感謝を現わせたらいいなと。その昔、両親にプレゼントした "肩たたき券" みたいな。

4.過去の経験を自信に変えてみる

それぞれが孤独のフェンスに

つまずいて苦しむけれど

傷跡や間違いの数を

いつか歴史にかえて

- 瞳・元気 -

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ふとした時にパッと過去のやらかし経験を思い出してしまい、うぁぁぁぁぁ~と頭から締め出したくなる時があります。わたくしの場合、地元に帰った時、ある神社の前を通るたびに、小学校時代、好きな子の前でカッコつけて石垣から飛び降りたら骨折したことを思い出し、うぁぁぁぁぁ~となります。

まあ、そんなガキんちょのやらかしは別として、仕事での失敗、人間関係での失敗というのは、なんでか、ちょいちょい同じようなシチュエーションで繰り返されるものではないかと。その度に、トラウマではないですけど、心がチクリと疼くことがあります。

姐さんがセルフカバーで過去の自分を抱きしめたように、そこから始まる新しいものってあると思うんですね。あの時はスキルが足りなくて仕事を失敗したけど、今回は難なくこなせそう!って、自分の良い面を肯定できたら、きっと自信につながると思うんです。

5.ひとりの時間を大切にしてみる

誰もいない海を そう一人

歩く影が青く ほら揺れて

何か探すように今空を

見上げたよね それは そう自分

- やさしくなりたい -

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普段から瞑想とかそういうのができたらいいなぁとは思うんですけど、なかなかそこまでの余裕というのは難しいですよね。というか、あえてそういう時間を作る必要もないのかなと。

例えば、通勤時とか、必然的にひとりになるじゃないですか。周りにはいっぱい人がいるかもしれないですけど。そういう時、窓を眺めながらとか、運転しながらとか、ふと自分と向き合っていたりすると思うんですね。そんな時の "心の声" みたいなものを、もう少し大事にできたらいいのかなと。

あと、あれです。お風呂タイムに自分と向き合うって、いいらしいですよ。子育て真っ最中で、ゆっくりお風呂に入れな~い!という方もいるかもしれませんが、週イチくらい、10分程度、ひとりで湯船に浸かって、オレンジの香りに包まれながら、自分と会話してみるのもいいかもしれないですよね。

6.今の自分を客観的に見つめてみる

ぼんやりして 過ごす午後は

時間もノイズも消えて

自分の年 思いながら

ほおずえをついた

大人になりたい 子供に帰りたい

いろんなわがままで 出来ているの私

- 泣きたい日もある -

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自分自身を客観視する方法っていくつかあると思うんです。それこそ、先述した瞑想などであったり、日記を書いてみたり、効果的なのは自分をビデオ撮影するのが結構いいらしいんですけど、これ、なかなか恥ずかしいというか、モロすぎて目を背けたくなるんですよね。

そういう意味では、毎週毎週、直接対決とかアップしてくれているところが、やっぱりスゴイなあと思います。インスタライブとか開いちゃうのもスゴイなあと思います。やっぱ、回数を重ねていくと磨かれていくんですよね。

で、書きながら思い出したんですけど、スポーツジムで鏡を見ながら運動をするというのもありかもしれないです。そういえば、昔やってましたよ。うん、ちょっとジム通いを復活させようかな。

7.自分を認めて褒めてみる

自分に今

嘘ついても

素敵になんかなれない

心のまま

動いてみて

そして何かを見つけて...

- 自分についた嘘 -

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自分を褒めるって、なんか苦手です。どちらかというと、こんなもんじゃないだろう!もっとできるだろう!と叱咤激励することが多いというか。で、できたらできたで、いやいや、できて当然!くらいの感覚でいるというか。だから、Team "M" なんですけどね。いや、自分自身に対しては Team "S" か...。

でも、冗談抜きで褒めた方がいいらしいですよ。しかも、声に出して言った方がいいみたいです。「自分、スゴイ!」とか、「よくやった、偉い!」とか、「オレ、最高!」とか、声に出すと、脳がそうなんだと思って、ますますそう思うらしいんです。

まあ、姐さんも歌ってますからね。<自信過剰その位でいい 夢をつかむ時のエナジー>って。思い返してみたら、若かりし頃って、なんの根拠もないまま、とりあえずやってみればうまくいくんじゃね、なんて、考えもなしにやってみて、ほら、やっぱりうまくいった!って。この直観力みたいなものも、自分を信じてこそなのかもしれません。

8.新しい場所に出かけてみる

いつまでも同じ場所を

うろついてばかりね

考えはアクションへと移すべき

Twenty hundred+1

生きてることはきっと

ひとつの魂の

素敵探すこと

- TIME -Song for GUNHED- -

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このコロナ禍の中で、どこかに出かけていくというのは、まだまだ抵抗があるかもしれません。まあ、遠くに行ければ、それに越したことはないのですけれど、近場でも新しい場所というのは、それなりにあるのではないかと。

いつもと同じルーティンをこなしていくのも大事なことだとは思いますが、たまには、今まで入ったことのないお店とか、前から行ってみたかった場所を訪れたりするのも、気分が変わって、なんか新しい発見がありそうじゃないですか。

できればね、姐さんと一緒にサモールツアーを制覇できれば、いろんな街を散策することができるし、いろんな地域のTeam Mの方たちと触れ合えるので、それが一番だと思うんですけど、とりあえず、今年は "横浜" で大いにリフレッシュしたいですね。

9.出し惜しみをしないようにする

Don't Stop! 熱い想い

追い風よりも早く

感じたい 信じたい この手でふれたい

Don't Stop! 続く限り

あきらめない心で

未来を今 つかむよ

- Brand-New Way -

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若い頃は全力で取り組んでいたことが、そこそこの年代になってくると、これが手抜きではないんですけど、そこそこチカラ加減を考えながらやってたりしません?それを "効率" と呼べば聞こえはいいですけど、なんか "淡泊" な感じもしてしまうんですよね。

とは言え、全身全霊でなにかに取り組みたいものはあるか?と自分に問うてみても、これがなかなか...。というか、そういうものって、こう、なんて言うんですか、自分から探し当てるものでもないのかなと。

これは、ある意味、どんな "決意" をするか。自分に対して、どんなことに "腹をくくる" かだと思うんです。そう考えていたら、思い出しましたよ。姐さんが復活した頃のインタビュー記事で、もう、まんまなことを語っているじゃないですか。

誰も明日どうなるかなんてわからない。そう考えたら、今をめいいっぱい楽しむ、めいいっぱいやりきる、めいいっぱい笑う!絶対、人生、その方が素敵じゃないですか。

10.区切りをつけてみる

風はいつでも とびっきり

君に吹いてる とびっきり

感じる胸に穴があいてちゃダメさ

空はいつでも とびっきり

君に広がる とびっきり

恋を忘れるために恋してごらん

- ロンリイザウルス -

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学生時代って、それこそ季節ごとに区切りがあって、わかりやすかったですよね。夏休みに冬休み、卒業式に入学式。気持ちの切り替えがしやすかったというか、そこには別れがあって、新しい出会いがあって。

社会人になると、それもなかなかしづらくなるというか、変化が乏しくなるというか。そんな中で区切りをつけるとしたら、年度の切り替わりとか、ちょうど今の時期のように新年を迎えた時とか、姐さんみたいに〇〇周年を迎えた時とか。

年数とか季節で区切るのもいいんですけど、なんか人生のステージが変わったなと思うことってありません?季節に関係なく、今までの自分よりレベルが上がったというか、なんだか環境が変わったというか。それもひとつの区切りだと思うんです。

11.「疲れた」と感じたら立ち止まってみる

時には野原で休んで

たまには川辺で遊んで

だれも追ってくるわけじゃないし

遠く遠くはるか彼方 まだ見ぬあの場所へ

きっときっとたどりついても 君といるよ

- YOU AND I -

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なんだかんだ言って、基本、人間さまというのは変化を好まない生き物らしいです。もう、どういうこっちゃねん!と思うんですけど、でも、そうですよね。おいそれと簡単に自分を変えたりできるものなら、誰も苦労はしないというか、そもそもこういう話題もしなくて済むわけで。

疲れたら、休みましょう。自分をいたわるというのも大事なことです。ああ、自分、こんなに疲れてたんだなぁ~と、それだけ戦ってきたんだなぁ~と、そう思えることも新しい自分へのきっかけですよ。

生きていれば、アホみたいに忙しい時もあります。そういう時、自分はよく筋トレに例えて生きています。筋肉って負荷をかけなければ成長しないんですって。それと一緒で、人生の負荷も自分の成長に必要なものではないかと。ただし、負荷をかけ続けてしまうと壊れてしまいます。負荷をかけて、休息をしている時が、一番、成長している時なんです。

12.自分自身をもっと好きになってみる

頑張れ 私の中の勇気

閉じた瞳を 責めないで

まぶたの裏の画面の中

熱い夢を 映しつづけたいよ

- 私の中の勇気 -

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新しい自分に生まれ変わる。進化する。それって、なんのためにするのかと言えば、自分自身のためにするわけで、決して誰かのためにすることではないですよね。

いつもと変わらない自分。いつもと変わらない日常。いつもと変わらない人生。そんな毎日に欠けているもの、それはワクワクであったり、ドキドキであったり、キラキラであったり。

幸せなことに、今、わたしたちはそれを享受できる環境に生きています。ここに挙げた12の楽曲以外にも、たくさんのナガマリ・ソングが、こんなに身近な存在として、わたしたちのそばに寄り添ってくれているんです。

<今の自分からはみ出したいんだ>と思う気持ちは、もっともっと自分を好きになりたいんだ!という気持ちとイコールではないかと。だから、大丈夫です。そう思えたところから、素敵が始まるんですよ、絶対に。

 

てなわけで、"Re-Birth" な一年を楽しんでいきましょう!