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ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ BD/DVD BOX 7月4日発売決定&レンタル同時開始!

「The Return」のDVD/BDの発売日が7月4日とやっと決まり、案の定、国内版は高い、特典なさすぎ、amazonリバーシブル・ポスターってなんだよ!と憤懣が吹き荒れています。注目の価格は定価¥21,384!amazonではさっそく¥19,000 ほどまでオフされ始めています。 

 特典映像はブルーレイBOXのみで、なんと数量限定!いかに、ここ日本でデイヴィッド・リンチの人気がマイノリティーであるかを物語っています。発売元は角川かと思っていたらパラマウントだそうで、かなりクールなビジネス判断をされた所以に納得。数出したって売れないんだから、好きな人向けに濃い商品を販売して、あとはライトユーザー向け、それでも需要が少ないから供給コストが高くなってしまうと。ごもっともでございます。逆にそれを安くせい!と騒ぐ方が、なかなかなような気がします。畑が多い郊外の隣町でキャベツが一玉60円で売っているのを見かけて、市街地の駅前スーパーで売っている190円のキャベツを60円にしろ!って騒いでいるような感じです。安く買いたいなら隣町に行けばいいのです。

僕的には軽く¥30,000 超えはするんじゃないかと予想していたので、かなり良心的な価格設定なのではないかと思っています。そりゃ、ヨーロッパ版を¥5,200 ほどで購入できれば、それに越したことはありませんけど...。ちなみに日本語吹き替え、日本語字幕付きのドイツ版が下記リンクになります。これをどうやったら購入できるのかなんて、僕にはさっぱりわかりません...。

いずれにしても、往年のピーカー、リンチフリークは絶対手元に置いておきたいアイテムだとは思いますが、たぶん、普通の映画ファンや、そういやぁ、昔、ツイン・ピークスって見てたなぁぐらいのライトな方は、レンタルで済まして終了ではないでしょうか。そのレンタルも全話見れたら、かなりのスジをお持ちの方です。大抵の人は第3章とか第5章あたりで意味わかんねぇ!と斬り捨てるのが関の山ではないかと。これだけ、ああじゃないこうじゃないと深読みしてる僕が言うのも変な話ですけどね。でも、その昔、デイヴィッド・リンチ=変態って言われてたんですから、このコンプラだクリーンだと騒がれている21世紀で、変態を最高!って言っちゃっちゃぁ、世の中がおかしくなってしまうとも思うのです。