that passion once again

日々の気づき。ディスク・レビューや映画・読書レビューなどなど。スローペースで更新。

【連続テレビ小説「なつぞら」】第21週 それも覚悟して結婚したんだべ。今更、弱音吐いてる場合でねえ。

なっちゃんの妊娠を誰もが喜んでいる。 だけど、当の本人には一抹の不安が。 そんな、ある日。 あのマコさんがイタリアから帰国。 しかも、アニメの世界にも復帰。 「マコプロダクション」という制作会社を立ち上げる。 そのきっかけが『神をつかんだ少年ク…

【連続テレビ小説「なつぞら」】第20週 ♫元気でいろよと いう声よ 口笛吹いて おいらは元気

なっちゃんとイッキュウさんの新婚生活。 東洋動画は『魔法少女アニー』のヒットに沸く。 イッキュウさんは家で翻訳の仕事。 そんな折、おでん屋「風車」の立ち退き話が浮上。 咲太郎は亜矢美さんを安心させるため、 川村屋のマダムと結婚する決意をする。 8…

【連続テレビ小説「なつぞら」】第19週 わしもお前に育ててもろた…。たくさん、夢をもろた…。

イッキュウさんとの結婚の挨拶のため、 なっちゃんは十勝に里帰り。 番長はよっちゃんと結婚。 夕見子ちゃんは農協に勤めて組合長の片腕になっていた。 農協は十勝の酪農を守るため、 自分たちの工場を新設しようと決起。 道産子魂で十勝を酪農王国にしよう…

【連続テレビ小説「なつぞら」】第18週 あなたが大切なものを失う怖さをどれほど味わってきたか、そのことを一晩考えました。

う~ん...。 イマイチ、なっちゃんとイッキュウさんの恋物語に 感情移入ができなかった一週間でした。 なんか、 使命感とか義務感だけで話が進んでいるような...。

幸福感に包まれた永井真理子の最新アルバム『W』は今を生きる僕らのサウンドトラックだ

これほどの幸福感に包まれた永井真理子を見たことがあるだろうか。ナガマリファンがTwitterで大興奮したCDジャケットも、例えば『KISS ME KISS ME』や『Sunny Side up』の良ジャケが今まであったにせよ、今回はそれらを軽く凌駕するほどの幸福感に包まれてい…

【連続テレビ小説「なつぞら」】第17週 競争じゃないべ、生きるのは。

菓子職人の修業のために上京してきた雪次郎くんは、亀山蘭子の主演作『人形の家』を観劇すると、兼ねてからくすぶり続けていた胸の内に秘めた「夢」に開眼しました。葛藤に葛藤を重ねて出した結論は、敷かれたレールからはみ出し、新たな道、役者という道を…

【連続テレビ小説「なつぞら」】第16週 ごちゃごちゃ言うな!

何やら髭をたくわえたトッチャン坊やの高山昭治くんと、嵐の如く突然、東京に駆け落ちをしてきた夕見子ちゃん。どうやら学生運動の機運に惑わされ、気分の上では自由を求めて、遥々と東京に来たらしい。しかし、芯が一本通っている夕見子ちゃんとは違い、ボ…

愛にできることはまだ(まだ、いっぱい、限りなく)あるよ

聴いている間にカチカチ、カチカチと再生回数が上がっていくラッドの新曲「愛にできることはまだあるかい」。相変わらずの野田洋次郎という男の厭世観は健在で、ゆとり世代、もしくはさとり世代の代弁者として、有り余る解答が用意されている世界に、虚数を…

まがまがしてるミセスの「インフェルノ」がいいぜよ

本日、発売のMrs.GREEN APPLEの配信限定の新曲「インフェルノ」がiTunesのトップソングで初登場1位を獲得しています。 おっさんの僕はミセスの大森くんとバンプの藤原くんの声の区別がイマイチつかなかったりするのですが、若い世代のバンドの中ではビブラー…

僕はいまだに氷室京介を卒業できていない

この手の商品が次から次へと出てきては、てやんでい、今頃こんなもの出されたって、オイはなんとも思わねえぜよ!なんて思いながら、グググ...と、ついつい手を出してしまう。我慢ができない...。ファン心理というのは、なんて憎たらしくて、それでいて愛お…

スピッツ「優しいあの子」の "あの子" って、誰のこと?

『なつぞら』主題歌でおなじみ、3年2か月ぶりのスピッツ新曲「優しいあの子」のフルPVが一昨日、ニューアルバム発売のアナウンスと共に突如としてYouTubeで公開されました。 マサムネさんの変わらぬ透き通った声もいいですが、僕としてはモーターワークスで…

拝啓、黒沢健一さま

ミスチルは天下を取り、スピッツは朝ドラ主題歌を奏で、エレカシはもう好き放題に生きている2019年。そんな90年代を代表するバンドたちが、今でも古びれることなくこの令和の時代でも輝いているということは、同世代としてもスゴイ嬉しいことです。 しかし、…

【連続テレビ小説「なつぞら」】第15週 何だか、ますますワクワクしてきました。

物語を創作していく過程、イマジネーションを膨らましていく楽しさ、イノベーションを起こしていく情熱、そんな "想像力" や "人間の原動力" みたいなものが描かれていた今週の『なつぞら』。主人公なっちゃんのモデルである奥山玲子さんを始め、カチンコい…

ルイス・キャパルディはエド・シーランになれるのか?なれないのか?

今、イギリスで売れに売れまくっているのが弱冠22才のシンガーソングライター、ルイス・キャパルディ!そのデビューアルバム「Divinely Uninspired to a Hellish Extent」が英オフィシャルチャートを席巻しています。 去年の11月にYouTubeで公開された「Some…

ドがつくヒップホップ・アルバムのエド・シーラン最新作。「÷」をイメージして聴いたらヤケドしまっせ!

やはりというか、必然と言うか、まあ、こうなるのはわかっちゃいたけどみたいな。フューチャリングしているアーティスト達を見れば一目瞭然だよね。 カリード カーディ・B チャンス・ザ・ラッパー PnBロック ストームジー トラヴィス・スコット エミネム 50…

若返りまくっているスティングのリ・ワーク・アルバム「My Songs」がぜんぜん聞き飽きないんだけど...。

基本、僕はベーシストの人が好きです。いや、ベースがブイブイドゥ~ンドゥ~ン唸っているバンドが好きです。そういう意味では、前回のクラシックバージョンの「シンフォニシティーズ」はぜんぜん低音が聞こえてこなくて物足りなかったのですが(それでも1…

どうやらベビメタが大殺界を抜けたようです。ワッチャ、ワチャチャ!踊ろう!騒ごう!

先月、6月28日(金)と29日(土)に約8ヶ月ぶりに横浜アリーナで単独公演を行ったベビメタ。その翌日、6月30日(日)には世界最大で世界最高峰のイギリス・グラストンベリー2019に出演。アザー・ステージという2番目に大きいステージに立った初めての日本人…

BILLBOARD 200に477週もチャートインし続けるGUNS N' ROSESの「Greatest Hits」

7月に入ってから、なんとなく毎日ブログを更新してみようかなと思いまして、「なつぞら一週間」以外は、ほとんど音楽関連のニュースをつぶやいているだけなんですが、昨日はすいません、スマホゲーム『星ドラ』のモガステーションがオープンし「キングスプラ…

ブルーノ・マーズ、「BLOW」のMVを監督する!

先日、リリックビデオがリリースされたばかりのエド・シーランのコラボ曲「BLOW」ですが、早くもミュージック・ビデオが公開されました。しかも、そのMV、なんとブルーノ・マーズが監督しているそうです! 姐さん、ヤバイよ!めちゃめちゃカッコいいぜよ~!

【連続テレビ小説「なつぞら」】第14週 人間は一人で生きようと思えば寂しいのは当たり前じゃ。

気が付けば折り返し地点を迎えていた朝ドラ『なつぞら』。今週はとうとう千遥ちゃんが登場し、行方知れずだった家族の、その伏線回収の週でした。まずは、今までの千遥ちゃん関連の謎というかフリをおさらいしてみましょう。 ①引き取られた親戚の川谷家 なっ…

The Raconteurs、11年ぶりのスタジオ・アルバムがビルボード200で初登場1位を記録

やっぱジャック・ホワイトってスゲーんだなと思いました。 今年の4月に急遽来日公演を行ったザ・ラカンターズが、前作「Consolers of the Lonely」から11年ぶりに発表した通算3枚目のスタジオ・アルバムが、R&Bだヒップホップだ映画のサントラばかりのビルボ…

エド・シーラン×ブルーノ・マーズ×クリス・ステイプルトンの「BLOW」が神すぎる

もうすぐ発売になるエド・シーランのコラボレーション・アルバム「No.6 コラボレーションズ・プロジェクト」から、大本命のブルーノ・マーズとのコラボ曲のリリックビデオが本日から公開されました。この曲がヤバすぎる!まずは聴けぇ! カントリー歌手、ク…

U2の13年ぶりの来日公演は「Songs of...」二部作の失敗を意味している気がしてならない

先月、というか5月末日に突如として発表されたU2の来日報道。前回の "Vertigo Tour" から実に13年ぶりの来日、しかもプレミアム中のプレミアム・ツアーだった "The Joshua Tree Tour" を再開するとあって、国内に限らず、世界各国から観光がてらに日本やシン…

The Prodigyのキース・フリント訃報について、今さら少し語ってみた

今年、2019年の上半期を振り返ると、個人的に最大のニュースだったのは、3月11日に急逝したザ・プロディジーのキース・フリントに尽きます。享年49才。死因は自殺と断定されていますが、一部では事故死ではないかとも報じられていたりします。その辺の曖昧さ…

tricotの佳作EP「リピート」から、今さらメジャーデビューをする意味をちょっとだけ考えてみた

去年の5月に5thシングル「potage」をリリース。先行PV公開されていた「ブームに乗って」の路線を踏襲するように、気怠げでありながらチルアウト的でエモな感じの最新tricotスタイルを見せつけ、若い頃のようなガムシャラなロックはもうやりませんよ~だと、…

SEKAI NO OWARIの最新ツアーで明かされた「EYE」と「LIP」の真意

今年の2月末に発売されたアルバムを今さらレビューするのもどうかと思いますが、ただ、セカオワの最新ライブツアー「The Colors」のセットリストや演出を見る限り、これはどうにもこうにも「EYE」というアルバムが今のセカオワの立ち位置を明確に表している…

【連続テレビ小説「なつぞら」】第13週 何をするにも、これぐらいやれ。これぐらい...一生懸命頑張れ!

まさか雪次郎くんに泣かされる日がくるとは思いませんでした...。 駆け足で今週を振り返ってみると、 月曜日:雪次郎、突如、川村屋を辞める! 火曜日:雪次郎、押入に隠れる! 水曜日:とよばあさん、魂の叫び! 木曜日:雪之助さん、静かに親心を語る 金曜…

【連続テレビ小説「なつぞら」】第12週 頂きます。

千遥ちゃん問題から山形沖地震、カチンコ坂場くん、そして雪次郎の乱で終わった今週。まずはなっちゃんの今までの軌跡を見てみたいと思います。 【ステージ0】 太平洋戦争の泥沼化により父親が戦地へ。東京大空襲により母親が死去。命からがらで逃げ切れた…

【連続テレビ小説「なつぞら」】第11週 私は鉛筆を手に、まだ何もない世界を耕しています。

とうとうアニメーターになったなっちゃん。 おめでとう、やったね! そして、とうとう千遥ちゃんとの再会? んん...、なんか一波乱ありそうですよ。 僕的には、今週、ハッとさせられたのが、 『人形の家』の蘭子さんに開眼させられた雪次郎くん。 そのセリフ…

【連続テレビ小説「なつぞら」】第10週 今は振り返りません。私はここで生きていきます。

日本中が「天陽くん!天陽くん!」と沸きに沸いた週末。やっぱ、北海道の人たちが出てくるとテンション上がるよね。今まで頑なに "馬" だけを描いてきた天陽くんが世間に認められ、なんとなく馬以外のものを描きたくなった彼が心のままに決めたテーマがなっ…