that passion once again

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永井真理子 アコースティックスペシャル M's History

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永井真理子、配信ライブ第二弾。その名も『M's History』!
前回の配信ライブ『I'm happy to meet you』で、ここで歌いきれなかった曲たちをアタシは歌いたいんだぁ~!という姐さんの思いから、アコースティックセッションでの開催が発表されたわけですが。カブリは一切なし!久しぶりに歌う曲もいっぱいあるよぉ~!と。これはまた、いったいどれだけの曲が演奏されるんじゃ~!と、楽しみがすぎてしまい、鼻水は出るわ、えづきは止まらないわ、とち狂ったようにシングルヒストリーなんていう無謀なことまでやっちまうわ...。睡眠不足の睡眠負債で、ある一日だけ24時間も寝ちまいましたよ。わたしの歴史の一日だけ、どっかに吹っ飛んじまいました。グッドラック、私の中の24時間。
で、アコースティックセッションと聞いたらですよ、誰だってナガマリ&チエさんがメインのライブになるのかなぁ~と、フツーに想像するじゃないですか。それしかないと思うじゃないですか。セトリの予想も1曲目の予想も、そこが土台になってくるわけじゃないですか。プラス、マルセさんをどう絡ませる?みたいな。チッチッチッ。甘かったね。ソーダストリームのメロンソーダ味よりも、ぜんぜん甘すぎでしたね。
正解を言うとですね、今回のライブのメインはミチさんです!
葛岡みちさんです!(大事なことは2回言えっとアニキに教わりました)

てなわけで、すいません。また、どこかのニワカなヤツがですね、なんだか知ったような顔をしてライブレポをするみたいです。
ナガマリ、またまた最高だったねぇぇぇ!
ナガマリ、またまた感動したねぇぇぇ!
そんなことしか書いてないブログですが、ご興味のある方は、ぜひぜひ一緒に楽しんでいただければと思います。m(_ _)m

 

1.Keep On Running

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(作詞:陣内大蔵 作曲:北野誠 編曲:根岸貴幸

前回の配信ライブのようなオープニングは今回はなく、20時17分頃に "ナインスパイス" のロゴがプッと消えると、ステージには既にナガマリ含めバンドメンバー全員がステージ上にスタンバっていました。
「いよっ♬」の掛け声から始まったイントロは、なんと「Keep On Running」!しかも音がめちゃめちゃマイルド!マルセさんのヴァイオリンが入ることで、とても素朴で優しい雰囲気が醸し出され、ミチさんの鍵盤が楽曲のベースになる音をすべてまかなっています。これがスゴイ!チエさんのアコギも、アキさんのドラムも、どこか控え目な感じ。すべては姐さんの声をミチさんの伴奏が支え、マルセさんが横からそっと華を添えるような感じなのです。
「カっモ~ン♬」と初っ端からフルスロットルの姐さんも気合いが入りすぎたのか、拳を振りかざして「まだまだゴールじゃな~い!」の時にマイドリンクをすっ飛ばし、足でボーン蹴っ飛ばすという。そりゃ、チエさんも楽しそうにピョンピョン跳ね上がりますわな。

 

2.20才のスピード

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(作詞:亜伊林 作曲:辛島美登里 編曲:根岸貴幸

続いて披露されたのは、これまた涙がチョチョぎれる選曲!マルセさんが奏でるイントロもさることながら、ここでもミチさんの伴奏がとにかく素晴らしすぎます。いったい、ここはニューヨークのジャズバーですか?というくらいにアダルティな雰囲気がありながら、しっかりとポップソングとしてのメジャー感も出しているという。まるでレッド・ガーランドじゃないですかっ!
間奏でのシンセサイザーは、かつてのアレンジャー根岸さんへの敬意とも受け取れますし、「チャンスに強くなれ」と歌う姐さんは、この30年以上前の楽曲に、今、改めてパワーをもらっているようにも感じました。もちろん、聴いているボクたちも同じ気持ちです。一日一日、日々状況が変化していく現実で、気持ちや身体が弱くなりがちですが、無理をしない無理をさせない精神でチャンスをつかみ取っていきましょう!

 

3.My Champion

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(作詞:只野菜摘 作曲:谷口守 編曲:根岸貴幸

MCでは「シン・グル・カット」のお話をされ(「チャン・リン・シャン」みたいですね...、というか、世代感が...)、捨て曲じゃないんだよぉ~、だから、このライブでは「カッップリング」にスポットを当てるよぉ~ということで披露されたのが、これまた神選曲の「マイ・チャンピオン」!
わたくしごとになりますが、姐さんを初めて知ったのは『YAWARA!』からでした。なので、このシングル盤がわたしの初・永井真理子だったわけなんですが、見ての通り、ジャケットはシルエットになっているし、収録されている2曲はロックというよりは、どちらかというとコンテンポラリーな感じの楽曲。そんなわけですから、そうか、この人はあまり表に出てこない、ちょっと大人な感じの謎めいたアーティストさんなんだなぁと勝手に思っていたんです。それが永井真理子の第一印象でした。
で、他の曲も聴いてみたいと思ってCD屋さんでアルバム『Miracle girl』を手にした時の衝撃!聴いてみた時の衝撃!どこが謎めいていたんじゃ~!ですよ。
そんな思い出深い「マイ・チャンピオン」のあのイントロを聴くと、一気にあの頃の時代にフラッシュバックします。ここでチエさんのアコギがいい感じで前に出てくるようになり、このライブのために新調したというニュー・マイクも、エコーが素晴らしく、姐さんのボーカルがまた響いてくるんですよねぇ。Haaa~♬というコーラスも良き!

 

4.EVERYTHING

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(作詞:亜伊林 作曲:前田克樹 編曲:根岸貴幸

さらに "報われない" カップリング曲の代表選手「エヴリシング」が登場。この曲こそ、かつてのシングル候補でありながら、大ヒット曲の影に隠されてしまったベスト・オブ・B-Side。当然のように楽曲自体のポテンシャルはめちゃめちゃ高いので、ライブでも跳ねたリズムがチョー気持ちいい、とっても楽しい、ちょいとカントリー風な名曲に生まれ変わっていました。
しかし、ミチさん。というか、女性だけで編成されているというところもあるとは思うのですが、音がとっても軽やかでしなやかなんですよね。んでもって、永井真理子パワーポップのイメージを抱いているファンからすると、このちょいとアングラ感がある雰囲気って、今までにない新たなステージのような気もします。

 

5.Oh, ムーンライト

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(作詞:亜伊林 作曲:谷口守 編曲:根岸貴幸

18才の時に上京してから運命の先輩に出会い、そこからチエさんに茶化されていたようにトントン拍子でデビューしたというお話からのコレです!まさに "M's History"!
セトリ予想や1曲目予想をされていたチームMのみなさんは、たぶん「Oh, ムーンライト」か「ときめくハートビート」のどちらかで大いに悩まれたと思うのですが、ここはやはり1987年7月22日に軍配が上がったようです。そりゃ、そうですよね。
で、演奏が始まったと思ったら、ここでまさかのMVとのシンクロ!ひゃぁぁぁぁぁ!しかも、鍵盤のズダ・ダン・ダン、ダ・ダン・ダン♬がまたいい感じで、なんかスゴイ面白い世界観になっていました。アキさんの16ビートも小気味よくて、姐さんのボーカルもサビの伸びが健在!マジっすか。33年ですよ。もう、あっぱれ!

 

6.my sweet days

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(作詞:永井真理子 作曲:永井真理子&廣田コージ 編曲:廣田コージ&林真史)

1993年7月31日に横浜スタジアムで行われた二度目のスタジアムライブ『BIG OPEN ZOO』のラスト、突然に「アタシ、この人と結婚するでぇ~!」とWOWOWの生放送もお構いなしにぶちかました姐さんでしたが、この大胆さ、今思うと末恐ろしいくらいの肝っ玉です。そりゃスタンドやアリーナや日本全国のお茶の間で白目を向いてアワを吹くファンが続出するのもしゃあない。ただ「ええい、全部の人に言ったれ!」というのが、なんともナガマリ!とも思うのです。
そんなアニバーサリーソングな「my sweet days」ですが、この曲は詞が先に出来上がり後からメロディーをのせたという、そんな制作秘話までMCで披露されていました。
からの、チエさんのアルペジオがまた染みるんだぁ...。しかも、横浜スタジアムの映像までかぶさってきて、もう、あの夏のさわやかな港街の風を思い出さずにはいられません。
「瞳の中をかけ抜けた 大切な日々達」あの日から27年...、当たり前のようにいいことも悪いこともありました。なのに、ボクたちは笑いあっていた楽しい幸せな日々はカンタンに忘れてしまい、辛くて悲しいことだけを鮮明に覚えていたりします。そんなメランコリックな気持ちを、そのままでもいいんだよ、これからまた、ここからまた、みんなで歩いていけばいいんだよ。そんな風にそっと寄り添ってくれる姐さんの歌声。そして、辛かったこと、悲しかったこと、嬉しかったこと、幸せだったこと、そんな気持ちたちをやさしく包み込んでくれるマルセさんのヴァイオリン。
このライブに参加されたすべての人の "歴史" に癒しを添える抒情的な名演でした。

 

7.揺れているのは

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(作詞:亜伊林 作曲:辛島美登里 編曲:萩田光男)

「Keep On "Keeping On"」「今、君が涙を見せた」のピアノバラードは、ナガマリファンから絶大な人気を獲得している名曲たちですが、ここで披露されたのは「揺れているのは」!
先ほどの「my sweet days」に呼応する部分が多いのですが、やりそこなった若かりし頃のあんなことやこんなことに向けて、"あの時から少しだけ 大人になった"と、過去の自分を俯瞰してみせる姐さんに、もう涙腺が崩壊です。
グランドピアノの伴奏だけというシンプルなスタイルも、ミチさんの包み込むような気持ちがあたたかく、その安心感も手伝ってか、姐さんのボーカルも30年前のCD音源とほぼ変わらないという。聴く人それぞれの心に、レースを揺らす夏の風、真っ赤に染まったあの日の黄昏、それぞれの道へ進むと決めたあの決断、そんな「なつかしくなる」風景が蘇ってきたのではないでしょうか。

 

8.泣きたい日もある

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(作詞・作曲:遠藤京子 編曲:根岸貴幸

続けざまに披露されたのは遠藤響子さんの名曲「泣きたい日もある」。辛島さんのメランコリックなメロディーとは打って変わり、響子さんのメロディーはどこかアダルティーなところがあり、ミチさんの伴奏もまるでジャズボーカルのような色合いに変わります。まるでダイアナ・クラールみたい。なんかオシャンティ~。
アーカイブが終わってから『1992 Live in Yokohama Studium』バージョンを聴いたのですが、もう、ぜんぜん今の方がいい!姐さんのやさしさもそうですが、器の大きさというか、芯の強さみたいなものが、あの頃とはケタ違いです。そのうち本気でジャズ・ボーカリストにでもなっちゃいそうな勢い。

 

9.市場へ行こう

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(作詞:浅田有理 作曲:北野誠 編曲:根岸貴幸

しっとりタイムが過ぎたところで、事前にチームMに募集をかけていた「ナガマリと愉快な仲間たち」への質問コーナーが始まります。アタシはぬか漬け、あなたは低い話、バラの苗、薬に老後と楽しいご婦人女子トークが炸裂。ここのコーナーが盛り上がりすぎて時間が押してしまうという。それにしても長洲小力に織田無道はツボりました。
からの、楽しいヤツを一発いきましょう♬が、この「市場へ行こう」!まるで「A列車で行こう」のような、おもちゃ箱をひっくり返したようなにぎやかさ!アガる~♬
ミチさんのキーボードも、アキさんのドラムも、マルセさんのヴァイオリンも、チエさんのジャカジャカなアコギも、どこかの音楽隊のようなワチャワチャ感で、フュージョンというか、見世物小屋の中でヒャッホ~と楽しんでいるような、姐さんも「フ~♬」と超ご機嫌な1曲でした。

 

10.boy

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(作詞:永井真理子 作曲:COZZi 編曲:中村哲

1996年に息子さんを出産されたというお話から、生まれたての子はみんなガッツ石松さんに似てるというチエさんのツッコミが笑いをとったところで、この愛おしいまでのバラードがお披露目されました。
先日アップした『M's "SINGLES" History』でも語ったばかりなのですが、姐さんの母性がこれでもかとあふれ出ている楽曲で、ライブではオリジナル音源と遜色のない演奏になっていたのが素晴らしかったです。
また、こちらでもチームMのみなさんにあらかじめ募集をかけていた "子供たちの写真" が使用され、いろんな方たちのあの頃の思い出が蘇る、とっても素敵なシーンになっていました。ちょっと手違いがあったようで、再度、編集し直したものを後日、Youtubeにアップしてくださるようですが、それでも、こうしてみんなでライブを作っていこう!ライブで繋がっていこう!という気持ちが嬉しすぎます。

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11.真夏のイヴ

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(作詞:永井真理子 作曲:中村正人 編曲:中村正人

さらに "M's History" は続きます。出産後の復活時にDREAMS COME TRUE中村正人さんから曲をプレゼントされたということで、この世紀のコラボ・シングルがライブでお披露目されました!
ことあるごとに、わたくし、この曲をいじっているので、好きな方には本当に申し訳ないなぁと思うのですが、でも、今回のライブ・バージョンを聴いて思ったことがあります。というのも、今までも佐野元春さんや陣内大蔵さん、もちろん辛島美登里さんもそうですけど、提供されてきた曲というのは、全部ナガマリになっていたんですよね。当たり前なんですけど...。
で、この曲に関しては正人さん色が強くて、どうもナガマリの曲と思えないところがあったんです。それまでの経緯というのもあったし、活動をお休みされていたというのもありましたし、その期間に聞きまくるのって、やはり今までの永井真理子なわけですし。
からの、今回のライブ・バージョンなんですが、これ、わかったんです。オリジナル音源よりはぜんぜんナガマリの歌になってはいたんですけど、やっぱり正人さんが出てくるんですよ。ヒャッホ~って手を振ってくるんです。これは何かなって思ったら、ビッグネーム同士だから、勝負がつかないということなんだなと。1+1=2じゃなくて、どこまでも1+1=1+1だと。この1が、どっちも強ぇぇぇみたいな。譲り合わねぇみたいな。そんなバチバチなライブ・バージョンでした。

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12.Good Luckが目にしみる

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(作詞:亜伊林 作曲:井上ヨシマサ 編曲:根岸貴幸

ここから3曲はメドレーになるのですが、その一発目がこれですよ!シンセサイザーとドラム、アコギのグルーヴが奏でるイントロを聴いた時に「おぉぉぉぉぉ!」と狂喜乱舞したチームMの方々も多かったのではないでしょうか。これがポップソングの威力です!
チチチチとハイハットを刻むアキさんも良ければ、Haaa~♬という姐さんの高音もまた艶やか!なんだかんだ小難しいことを語っても、結局、こんなメジャーな楽曲を目の前にしてしまうと無条件で心が躍ってしまいます。

 

13.未来

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(作詞:遠藤響子 作曲:小林俊太郎 編曲:西川進、小林俊太郎、長井ちえこ

やっとここまで来たぁ。今回の配信ライブの個人的なハイライトは、この「未来」でした。もう、マルセさんのヴァイオリンにエフェクトをかけると、こんなにカッチョよくなっちまうのぉ~!すげぇぇぇ!と感動しまくりでした。
この曲だけはチエさんもアキさんもロックバンドの顔になっていたのがめっちゃ印象的だったし、「後悔をしても やりたいことがあふれてくるのは 止められやしない」というリリックに込められた思いが、なんかビンビン響いてきました。さらに「歩いてく」と、ここでも前進あるのみ!の姿勢が貫かれていたのも刺さりました。

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14.Time

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(作詞:亜伊林 作曲:馬場孝幸 編曲:根岸貴幸

さらにメドレーは続きます。というか、なんなんでしょ。ライブ前にツイッターで「女性のすごさを見せてやるぅ~」と息巻いていた姐さんですが、ホントにスゴイです。ここにきてピアノロックです!エモい!
いやいや、ベン・フォールズ・ファイブかっ!ていうくらいにミチさんが土台になったナンバーは、ヒゲダンとかSHE'Sとか聴いてエモっと騒いでいる若い子たちにも充分に訴求できますよ。さらに姐さんの「はっ!」の掛け声からのラストのグルーヴといったら、おお、エモっ!

 

15.Let's Walk

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(作詞:永井真理子 作曲:廣田コージ 編曲:廣田コージ)

ここで9月19日に予定していた渋谷O-Eastでのライブが来年に延期になってしまったことが報告されました。しかし!その日にリリース予定だったセルフカバーアルバム『Brand-New Door』は予定通りに発売しますと、さらには来年、ライブができる頃には『Brand-New Door vol.2』もリリースしますと!!!!! 「私たちは進みます!」宣言が出されました。うきゃぁぁぁぁぁ!もう、改めて思いました。一生ついていきまっせ、姐さん!
ここからアニキがベーシストとして参加、自粛生活のエナジーソングだった「Let's Walk」が披露されます。これが、またミチさんですよ。今までベース的な音はすべてミチさんが紡いでいたのに、アニキが登場するというからには、何かしらの理由があるのだろうと思っていたら、ハモンド・オルガンからホーンセクションまで、すべてキーボードが担うという。こんなんあります?
しかもスキップするようなチエさんとアキさんとアニキのリズム隊が、これまたいい塩梅で、「いくぞぉ~!」「カっモ~ン♬」の姐さんの掛け声でテンション爆上がり。
(『おうちでライブ・バージョン』は4分55秒から)

www.youtube.com

 

16.レインボウ

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(作詞:永井真理子、浅田有理 作曲:藤井宏一 編曲:根岸貴幸

アニキが加わったことで俄然、音の厚みが増えたわけなんですが、そこから披露されたのは大名曲「レインボウ」!
ツイッターでは「未来への大きな虹を描こう」と呼びかけられていましたが、このマルセさんの繊細で純朴なヴァイオリンがあることで、よりメランコリックではあるけれど、明日へ歩いていこうという強い気持ちも育まれていく、めちゃくちゃハートにメロディーがビシビシこだましていく演奏とボーカルでした。

 

17.W

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(作詞:永井真理子 作曲:COZZi 編曲:COZZi)

ラストはこの曲。
ライブ直前のツイッター動画では「W」に合わせてナガマリ・MVヒストリーがアップされていましたが、それだけでテンションが上がりまくったチームMの方々も多かったと思います。というか、フツーにアガりますよね。
そんなチームMの声を聴かせてぇ!とばかりに、ラストのNaNaNaの部分で耳を傾ける姐さんを見ていると、もんのすごく込み上げてくるものがありました。たぶん、日本全国で夜の10時近くにも関わらず、姐さんに声よ届けぇ!とばかりにコーラスを歌った方も多いのではないかと思いますが、ここなんですよねぇ。もう、もどかしい!
早く、下記の動画のような状況が許される状態になってほしいと、ライブの最後の最後に切に願ってしまいました。

www.youtube.com

 

エンディング (エピローグ of my sweet days)

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(作曲:永井真理子&廣田コージ 編曲:林真史)

本編終了後のSEは「オレンジ」。前回同様、手は繋がないでの「ありがとうございました」のお辞儀から、マッシーがアレンジした「エピローグ of my sweet days」に合わせてナガマリ・ヒストリーがエンドロールとして流れました。
初々しいデビュー曲、ヒット曲のMV、'92年・'93年の横浜スタジアム、見ているだけで目頭が熱くなってきました。特に横浜スタジアムの映像が...、姐さんが今、どれだけライブに対して思いを募らせているか、なんかヒシヒシと感じてしまいました。

これからもたくさん思い出を作ろうね...。

ラストのメッセージが心に響きます。
今までの "歴史" は振り返りました。そして、ここからです。ここから、新しい "歴史" を作っていきましょう。実際に全員集合するには、まだまだ許されない状況ではありますが、必ずや、みんなで未来への大きな虹を架けて、今から少しずつ少しずつ、共に歩いていきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました m(_ _)m